AGA|AGA治療、20代で始めた人は何人いたか?経験者193人に聞いた、開始年齢と治療前のためらい大阪市港区朝潮橋で小児矯正・成人矯正するなら|とみもと歯科医院

AGA治療、20代で始めた人は何人いたか?経験者193人に聞いた、開始年齢と治療前のためらい

スマートフォンを見つめて考え込む20代の男性を配した、AGA治療を20代で始めた人数を経験者193名のデータで見る記事の見出しイラスト(編集部調べ)

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20代で薄毛を疑いはじめた人に足りないのは知識ではなく、同じ年齢で同じことを考えた人が実際に治療を始めたのか?という情報です。

当サイト編集部は、医療機関でAGA治療を受けた経験のある男性193名に、初めて治療を受けた年齢と、始める前にためらったことを聞きました。193名のうち、29歳以下で始めていたのは54名。およそ4人に1人にあたり、20代でAGA治療を始めるのは、珍しいことではありません。

※調査概要:当サイト編集部による独自調査/調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービスで回答者を募集)/調査期間:2026年7月10日〜7月15日/調査対象:医療機関でAGA治療を受けた経験のある18〜59歳の男性/有効回答数:193名
※回答は回答者の自己申告に基づくものであり、治療効果や特定の医療機関のサービス品質を保証するものではありません。
※本調査の全設問の集計結果は【2026年】AGA治療経験者193名に聞いた実態調査で公開しています。

急いで治療を決める必要はありませんが、進行が軽いうちのほうが効果が高かったという報告が日本皮膚科学会のガイドラインにあり、AGAかどうかの確認だけは早いほうがいいです。

目次

AGA治療を20代で始めるのは、珍しいことではない

AGA治療を初めて受けた年齢を2区分で対比した図。経験者193名のうち29歳以下で始めた人は54名で全体の28.0%、30歳以上は72.0%(編集部調べ)
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初めて治療を受けた年齢人数
19歳以下3名
20〜24歳11名
25〜29歳40名
30〜34歳42名
35〜39歳31名
40〜44歳28名
45〜49歳23名
50歳以上15名

※AGA治療経験者の実態調査(編集部調べ・2026年7月・回答193名)

人数がいちばん多いのは30〜34歳です。20代が突出して多いわけではありませんが、それでも193名中54名は、29歳以下で始めています

ただし、この54名は少し多めに出やすい数字です。回答者193名のうち23名は、回答した時点でまだ18〜29歳でした。いま20代の人は「30代で始めた」とは答えようがないため、若い年齢で始めた人の数はどうしても多めにカウントされます。

20代のAGA発症頻度は約10%。もとになったのは2004年の意識調査

日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」は、日本人男性のAGAの発症頻度を年代別に記しています。20代で約10%、30代で20%、40代で30%、50代以降で40数%です。

ガイドラインがこの年代別の数値に付けている出典は、2004年に日本医事新報で報告された成人男性の意識調査です。診断の記録を積み上げた有病率調査ではなく、本人の自己申告を集めた調査だという留保がつきます。なお、同じガイドラインにある全年齢平均の約30%は、1981年に刊行された別の統計がもとになっており、この年代別の数値と足したり並べたりはできません。

出典:日本皮膚科学会『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』(日本人男性の発症頻度についての記述)

20代はAGAの進行の初期にあたる時期

ガイドラインは、AGAが思春期以降に始まって進行し、日本人男性では「20歳代後半から30歳代にかけて著明となり、徐々に進行して40歳代以後に完成される」と記述しています。20代は、変化が目立ちはじめる手前か、始まったばかりの時期にあたります。

出典:日本皮膚科学会『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』(AGAの進み方についての記述)

「もう手遅れかもしれない」と思ったのは自分だけなのか?

193名のうち141名が、治療を始める前に「もう手遅れかもしれない」と思っていました。強くそう思った人と、少しそう思った人を合わせた数です。

実際に治療を始めた人の、およそ4人に3人。少なくともこの193名では、手遅れかもしれないという感覚は、AGA治療をやめる理由にはなっていませんでした。

この141名は、全員が治療にたどり着いた人たちです。手遅れだと感じながら、それでも動く。それが同じ人たちの中で起きていたことになります。

※AGA治療経験者の実態調査(編集部調べ・2026年7月・回答193名)

手遅れかどうかを進行の見通しと費用の面から確かめたい場合は、「AGAは発症したら終わり」は本当か?の記事も参考になります。

20代のAGAは治るのか?

フィナステリド(プロペシア)が承認されている範囲は、進行を遅らせるところまでです。添付文書(PMDA電子添文)で認められている効能は「男性における男性型脱毛症の進行遅延」で、元どおりにする薬として承認されているわけではありません。

そのうえで、治療の効果は臨床データとして報告されています。日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」は、フィナステリドの内服と、ミノキシジル(頭皮に塗る外用薬)の外用に推奨度Aを付けています。Aは「行うよう強く勧める」という意味です。

フィナステリドの効果の数字は、研究の設計が3種類に分かれている

フィナステリドの効果の数字が、48週間のランダム化比較試験・2年と3年の非ランダム化比較試験・5年の観察研究という設計の違う研究から来ていることを示した3段の図
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期間研究の設計対象報告された結果判定の基準
48週間ランダム化比較試験24〜50歳の日本人男性414名1mg/日で58%軽度改善以上
2年間・3年間非ランダム化比較試験ガイドラインに記載なし68%・78%軽度改善以上
5年間観察研究(対照群なし)日本人男性801名写真評価で99.4%に効果ガイドラインに記載なし

出典:日本皮膚科学会『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』(フィナステリド内服の効果についての記述)

表の58%・68%・78%は、フィナステリドを服用した人のうち「軽度改善以上」と判定された人の割合です。4つの数字のうち、いちばん厳密な方法で確かめられたのは、ランダム化比較試験で出た48週の58%です。残りの数字を「58から68、78、99.4へと伸びていった」と読むことはできません。5年の99.4%だけは写真評価で効果ありとされた人の割合で、何をもって効果と判定したかの基準が示されていないからです。同じものさしで測ったとは、ガイドラインのどこにも書かれていません。

研究の設計も揃っていません。48週の数字はランダム化比較試験、2年・3年は非ランダム化比較試験、5年は対照群を置かない観察研究で、しかも5年続けられた人が分母となります。

20代の話として、もう1つ添えておく前提があります。48週の試験の対象は24歳から50歳の男性で、20歳から23歳は含まれていません。20代前半にこの58%をそのまま当てはめることはできません。

出典:プロペシア錠 添付文書(PMDA電子添文)(国内で行われた臨床試験の対象についての記述)

「治療は早いほうがいい」と言えるのは、年齢ではなく進行の程度

5年間の観察研究には続きがあります。ガイドラインは「40歳未満の症例,重症度の低い症例でより高い効果を示した」と記しています。進行してからよりも、進行する前のほうが効果が高かったという報告がある。まず覚えておきたいのは、この一点です。

ただし、「40歳未満」と「重症度の低さ」は分けて検証されていません。若い人ほど進行が軽いのは自然なことなので、効果が高かった理由が年齢なのか進行の軽さなのかは、この研究だけでは区別できません。年齢が若いこと自体が有利だとする記述はガイドラインになく、「40歳未満」の区分も20代だけを指す枠ではありません。

AGA治療をやめると効果は消える

ガイドラインには、内服を中止すると効果は消失すると書かれています。添付文書も、効果が確認できるまでは通常6ヵ月の連日投与が必要で、効果を持続させるためには継続的に服用することとしています。何ヶ月で元の状態に戻るかという数字は、どちらにも書かれていません。

出典:プロペシア錠 添付文書(PMDA電子添文)(服用の続け方についての注意)

始めるかどうかを決めるときには、続けるかどうかも同時に決めておくことになります。継続が要ることは、20代で始める人ほど長く付き合う条件になります。

実際の通算期間でいちばん多かったのは、1〜3年未満です。半年未満という人も約10%いますが、その中には回答時点で治療を続けている人も含まれます。期間ごとの内訳はAGA治療の費用、実際のところ月いくら?の記事で確かめられます。

※AGA治療経験者の実態調査(編集部調べ・2026年7月・回答193名)

治療前のためらいでいちばん多かったのは、費用ではなく「本当に変わるのか?」

いちばん多かった不安は、費用ではありませんでした。「治療を始める前に一番ためらった・不安だったこと」を193名に聞くと、回答は次の順に並びます。

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治療を始める前に一番ためらったこと人数
本当に変わるのか半信半疑だった71名
副作用62名
費用が続けられるか43名
人に知られたくなかった9名
クリニックをどう選べばいいか4名
特にためらいはなかった4名

※AGA治療経験者の実態調査(編集部調べ・2026年7月・回答193名)

いちばん多かったのは、「本当に変わるのか?」という疑いでした。

治療を始める前にためらったことの上位3つを並べた図。本当に変わるのか半信半疑が71名、副作用が62名、費用が続けられるかが43名(編集部調べ)

年代を分けても、不安は同じ3つに集まる

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現在の年代回答した人数半信半疑副作用費用
18〜29歳23名6名6名7名
30〜39歳79名32名25名17名
40〜49歳59名22名21名12名
50〜59歳32名11名10名7名

※AGA治療経験者の実態調査(編集部調べ・2026年7月・回答193名)。回答は上位3項目を抜粋。18〜29歳は回答者が23名と少なく、首位と2位の差は1名

18〜29歳では、費用を挙げた人が7名でいちばん多くなります。ただし2番目との差は1人分です。23名のうち1名が別の選択肢を選べば入れ替わる差なので、ここから「20代は費用が最大の不安」とは読めません。

この調査では、どの年代でも不安は「半信半疑」「副作用」「費用」の3つに集まりました。20代が特殊な不安を抱えているわけではなく、先に動いた人たちも同じ3つを抱えたまま治療を開始しています

フィナステリドの副作用の頻度は、区分ごとに分かれている

添付文書は、副作用の頻度を区分別に記載しています。リビドー減退(性欲の低下)が1〜5%未満、勃起機能不全・射精障害・精液量減少が1%未満です。

このうちリビドー減退・勃起機能不全・射精障害の3つには、市販後に投与を中止した後も持続したとの報告があるという注記が付いています。

肝機能障害は「重大な副作用」の項に置かれ、頻度は不明と記載されています。抑うつ症状も、頻度不明の副作用として挙げられています。

数字の小ささだけで判断せず、症状が出たときに誰にどう相談するかを処方の時点で確認しておくと、迷う時間が短くなります。

出典:プロペシア錠 添付文書(PMDA電子添文)(副作用の頻度についての記述)

AGA治療の費用は、実際に払っている額で確かめられる

前提として、AGA治療は公的医療保険が適用されない自由診療で、費用は全額自己負担です。料金はクリニックごとにも違います。

金額の見当がつかないほど、費用の不安は大きくなります。193名の回答では、月々の支払い(税込)が1万円未満だった人が約80%でした。

金額の内訳と続けた期間はAGA治療の費用、実際のところ月いくら?の記事にまとめています。

抜け毛が増えたと感じたら、見るのは本数ではなく生え際と毛の太さ

ここまで、ためらいの中身を見てきました。その手前にはもう1つ、そもそも自分はAGAなのかという確認が残っています。

手がかりになるのは、抜けた本数ではなく毛そのものの変化です。本数を数えてもAGAかどうかは分かりません(1日に何本までが正常かという数字については、信頼できる元の資料を見つけられませんでした)。

ガイドラインは、AGAの診断で確かめる点を次のように記しています。

  • 問診で、家族歴や脱毛の経過を聞く
  • 視診で、額の生え際が後退していないかを見る
  • 視診で、前頭部と頭頂部の毛が細く短くなっていないかを見る
抜け毛に気づいたときに確かめる3点(額の生え際の後退・前頭部と頭頂部の毛の変化・家族歴といつから続いているか)を挙げたチェックリストの図

太さと長さの変化なら、鏡の前でも見当がつきます。ただし、髪が抜ける原因はAGAだけではありません。ガイドラインは、円形脱毛症など別の脱毛症と見分けたうえで診断する手順を示しています。

自己判断で薬を使わないほうがいい理由も、ここにあります。フィナステリド(プロペシア)の添付文書には、男性型脱毛症のみの適応であり、他の脱毛症に対する適応はないと書かれています。原因が別なら、この薬は使う対象になりません。

年齢については、添付文書に「20歳未満での安全性及び有効性は確立されていない」と記載があります。20歳を境に使える・使えないが切り替わるという書き方ではなく、確かめられていない、という書き方です。

出典:日本皮膚科学会『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』(診断の進め方についての記述)
出典:プロペシア錠 添付文書(PMDA電子添文)(この薬を使える範囲についての注意)

初回にオンラインを選んだ人は、どの年代でも半数強だった

初回にオンラインを選んだ人の割合は、どの年代でもほとんど変わりませんでした。年代別の内訳は次のとおりです。

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現在の年代回答した人数初回はオンライン初回は対面
18〜29歳23名13名10名
30〜39歳79名45名34名
40〜49歳59名33名26名
50〜59歳32名18名14名

※AGA治療経験者の実態調査(編集部調べ・2026年7月・回答193名)

どの年代でも、半数強が最初の入口にオンラインを選んでいます。20代だけの傾向ではありません。

受診の形とは別に、もう1つ効いてくる事情があります。3人に1人以上が、治療していることを誰にも話していないと答えました。年代別には聞いていないので、20代に限った話はできません。

初回受診の2つの入口(オンライン診療・対面のクリニック)が、どちらもAGAかどうかの確認につながる流れを示した図

対面とオンラインの違いや、クリニックごとの条件はAGAオンライン診療に対応するおすすめクリニック12選の記事で比べられます。

よくある質問

よくある質問
  • ミノキシジルは20代でも使えますか?
  • 20代男性でも薄毛治療は受けられますか?
  • 治療していることは周りに分かりますか?

ミノキシジルは20代でも使えますか?

ガイドラインは、男性型脱毛症に5%のミノキシジル外用薬を使うことを推奨度Aとしています。年齢で分けた記述はありません。一方、ミノキシジルの内服は推奨度Dで、「行うべきではない」と位置づけられています。同じ成分でも、外用と内服で評価が逆になっている点は確かめておいてください。

出典:日本皮膚科学会『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』(治療法ごとの推奨度一覧)

20代男性でも薄毛治療は受けられますか?

受けられます。ただし出発点は薬ではなく診断です。

抜け毛の原因がAGAかどうかで使える薬が変わるため、問診と視診で確かめるところから始まります。20歳未満については、添付文書に安全性・有効性が確立されていないと記載があるため、扱いが変わります。

治療していることは周りに分かりますか?

周囲に分かるかどうかは、一律には言えません。この調査では、誰にも話さずに治療を受けた人が3分の1を超えていました。

受診の形によっても変わります。初回にオンラインを選べば、院の待合室で人と顔を合わせることはありません。対面とオンラインで何がどう違うかは、AGAオンライン診療に対応するおすすめクリニック12選で比べられます。

まとめ

20代でAGAをどう扱うか。ここまでの材料を、判断に使える形で置き直します。

  • 20代で治療を始めるのは、多数派ではないものの珍しくもありません。経験者193名のうち、およそ4人に1人が29歳以下で始めていました
  • 「もう手遅れかもしれない」という感覚は、AGA治療をやめる理由になっていませんでした。4人に3人がそう思いながら、それでも治療を受けています
  • いちばんのためらいはお金ではなく、「本当に変わるのか?」という疑いでした。これはどの年代でも変わりません
  • 月々の支払いが1万円未満だった人が大半です(自己申告)。やめると効果が消える薬なので、続けるかどうかは始める時点で一緒に決めることになります
  • 薬に認められているのは「進行を遅らせる」ことまで。「早いほうがいい」と言えるのは年齢ではなく、進行がまだ軽いうちに始めることです
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