AGA|デュタステリドとミノキシジルを併用するメリットや注意点、おすすめの入手方法について大阪市港区朝潮橋で小児矯正・成人矯正するなら|とみもと歯科医院

デュタステリドとミノキシジルを併用するメリットや注意点、おすすめの入手方法について

デュタステリドとミノキシジルの併用のメリットと注意点を示す見出しイラスト。2つのパズルのピースを組み合わせようと見比べる男性

デュタステリドはAGAの進行予防、ミノキシジルは育毛・発毛に強みのある薬で、併用することで相乗効果が期待できます。

どちらか一方だけでは効き目が不足することが多く、デュタステリド(またはフィナステリド)とミノキシジルの併用がAGAの標準的な治療法となっています。AGA初期の方は、デュタステリドだけで十分な場合もあります。

デュタステリドとミノキシジルの違いや併用の効果について医学的に解説した上で、薬の選び方やおすすめの入手方法を紹介します。後半では、デュタステリド・ミノキシジルを使用する際の注意点や効果が出ない場合の原因・対処法についても解説しています。

※本記事で紹介する治療には、国内未承認の医薬品(ミノキシジル内服薬など)が含まれます。未承認医薬品による健康被害は医薬品副作用被害救済制度の対象外です。詳しくは記事末尾の「未承認医薬品に関する重要事項」をご覧ください。

目次

デュタステリド・ミノキシジルの作用の違いと併用の効果

まずは、デュタステリド・ミノキシジルの違いと併用の効果について、医学的な知識をわかりやすくまとめます。併用が推奨されるケースと不要なケースについても解説します。

デュタステリド・ミノキシジルの作用の違いと併用の効果
  • デュタステリドとは|AGAの進行を抑制する薬で、薄毛改善効果は限定的
  • ミノキシジルとは|育毛・発毛効果で薄毛を改善する薬で、進行メカニズムには介入しない
  • 併用することで互いの足りない部分が補われ、より効果を発揮しやすくなる
  • 薬の作用機序が異なるので、併用が可能
  • 「デュタステリド+ミノタブ+塗りミノ」の併用も可能
  • 併用がとくにおすすめの人|AGA中期や40代以降の人、費用より効果重視の人
  • AGA初期ならデュタステリドのみ(またはフィナステリドのみ)で十分な場合も
  • ミノキシジルのみという選択肢はおすすめできない場合が多い

デュタステリドとは|AGAの進行を抑制する薬で、薄毛改善効果は限定的

デュタステリドは、AGAの進行メカニズムに介入し、これ以上薄毛が進行するのを抑える薬です。通常は内服薬が用いられます。

【AGAの進行メカニズム】
  • 睾丸で作られたテストステロン(男性ホルモンの一種)が、血流によって頭皮の毛包(毛を作る組織)まで運ばれる
  • 毛包内で、5α還元酵素の働きによりテストステロンからDHT(別の男性ホルモン)が作られる
  • DHTが毛包内の男性ホルモン受容体に結合し、毛包を萎縮させる反応を引き起こす
  • この反応がだんだんと積み重なり、少しずつ毛包が萎縮していく
【AGAの症状】
  • 毛包萎縮により毛の成長期間が縮まり、細くて短い毛しか育たないようになっていく(最悪の場合、毛穴の中で成長が止まる)
  • 毛の生え替わりも滞りがちになり、成長が止まった毛包や抜けたままで次の毛が生えてこない毛包が増える
【デュタステリドの作用】
  • 「テストステロン+5α還元酵素→DHT→毛包萎縮」という流れに介入し、5α還元酵素の働きをブロックしてDHT合成を抑制
【デュタステリドの効果】
  • AGA進行遅延効果:毛包の萎縮が抑制され、薄毛がこれ以上進行しにくくなる
  • 薄毛改善効果:毛包が活力を取り戻し、毛の太さが改善する場合もある

参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン(2017年度版)|日本皮膚科学会

AGA進行遅延効果は多くの方が実感されますが、薄毛改善効果は個人差が大きく、AGA進行度によってはあまり薄毛が改善しないことがあります。

デュタステリドを早期に開始した人ほど薄毛の改善度が高く、長期的に改善が続く傾向があります。薄毛がかなり進行してから服用を始めた場合、あまり薄毛が改善しないことが多いです。

デュタステリドと同様の作用を持つ薬にフィナステリドがあります。デュタステリドが5α還元酵素のⅠ型・Ⅱ型を阻害するのに対し、フィナステリドはⅡ型のみを阻害します。そのため、デュタステリドのほうが効果が高めです。

ミノキシジルとは|育毛・発毛効果で薄毛を改善する薬で、進行メカニズムには介入しない

ミノキシジルはAGAの進行メカニズムには介入せずに、毛包に直接働きかけて「ヘアサイクル」を正常化し、毛の成長と生え替わりを促進します。内服薬(ミノタブ)と外用薬(塗りミノ)があります。

【ヘアサイクル(毛周期)とAGAの関係】
  • 毛包は「成長期→退行期→休止期→成長期」というサイクルを繰り返している
  • 毛は成長期に伸び、休止期の終わりに自然に抜けて、次の成長期にまた生えてくる
  • AGAでは、成長期が短くなり、成長が止まった毛包や毛が抜けたままの毛包が増えて毛の生え替わりが滞る
【ミノキシジルの作用】
  • 血管を拡張したり血管内の細胞増殖因子を増やしたりすることで、毛包内の細胞増殖を促進
【ミノキシジルの効果】
  • 育毛効果:毛包の活動を促進し、太くてしっかりした毛が育つようにする
  • 発毛効果:休止期の毛包を刺激して次の毛への生え替わりを促し、毛が生えていない毛包を減らす

参考:Minoxidil and its use in hair disorders: a review|National Library of Medicine

ミノキシジルには、AGAの原因であるDHTの働きを抑える作用はないので、ミノキシジルだけを使用した場合、ミノキシジルの作用と毛包萎縮の流れ(AGAの進行)が綱引きをしているような状態になります。ミノキシジルの作用のほうが勝れば薄毛が改善しますが、毛包萎縮の流れの方が上回れば、ミノキシジルの効果は相殺されてしまい、薄毛は改善しません。

併用することで互いの足りない部分が補われ、より効果を発揮しやすくなる

AGA治療には、「薄毛進行を抑える力=守りの力」と「毛を太くしたり増やしたりする力=攻めの力」の両方が必要です。

デュタステリドは「守りの力」は強いものの、「攻めの力」は不足しています。一方、ミノキシジルは「攻めの力」に優れていますが、DHTを抑える仕組みは持っていません。

両者を併用することで、互いに不足している力が補われ、より効率的に効果を発揮できるようになります。

デュタステリドとミノキシジルの役割の比較図。デュタステリドは薄毛の進行を抑える守りの力、ミノキシジルは毛を太くし増やす攻めの力

薬の作用機序が異なるので、併用が可能

薬効成分の作用の仕組み(作用機序)が共通した薬を併用すると、特定の作用が過剰に増強されて副作用のリスクが高まり、重い副作用が発生する恐れがあります。デュタステリドとミノキシジルは作用機序が異なります。ただし、それぞれの薬の副作用は併用しても起こりえます。

また、「内服薬+内服薬」の組み合わせの場合、肝臓への負担がやや強まります(内服薬は肝臓で代謝されるため)。肝臓の機能に問題を抱えている方は注意が必要です。

「デュタステリド+ミノタブ+塗りミノ」の併用も可能

ミノキシジルの内服薬(ミノタブ)と外用薬(塗りミノ)は毛包に達する経路が異なります。併用するかどうかは、副作用を含めて医師と相談して決めます。

「デュタステリド+ミノタブ+塗りミノ」の3点を併用する処方を行うクリニックもあります。

併用がとくにおすすめの人|AGA中期や40代以降の人、費用より効果重視の人

デュタステリドとミノキシジルの併用はたいていの方におすすめできる選択肢です。以下の方にはとくにおすすめです。

  • 薄毛がはっきりしてきた人(AGA中期以降)
  • 40代以降の人(薄毛が進行しやすい年代であるため)
  • 費用がかかっても、できるだけ高い効果が期待できる治療を受けたい人(進行度や年代にかかわらず)
  • デュタステリドやフィナステリド、ミノキシジルの単独使用では十分に効果が得られなかった人

AGA初期ならデュタステリドのみ(またはフィナステリドのみ)で十分な場合も

AGA初期の方は、デュタステリドやフィナステリドだけで進行を抑え、今の状態を保てる場合があります。

デュタステリドやフィナステリドの薄毛改善効果は最初の1年に大きく現れ、2年目以降は改善のペースが緩やかになる傾向があります。

AGA初期で、デュタステリドのみを1年程度使用してみて調子よく薄毛が改善していった場合、当面はデュタステリドのみで十分治療できる可能性があります。将来的に改善のペースが緩やかになり、効果の不足を感じ始めたら、ミノキシジルを併用するとよいでしょう。

ミノキシジルのみという選択肢はおすすめできない場合が多い

AGA治療薬のなかでミノキシジル外用薬だけが市販されているため、まずはミノキシジルのみで治療してみようと考える方は少なくありません。しかし、ミノキシジルのみでは薄毛進行の流れを止められないため、せっかくの育毛・発毛効果が相殺されてしまい、十分に薄毛が改善しない場合が多いです。

AGA初期であれば、ミノキシジルだけでも最初のうちは少し薄毛改善が見られることがあります。しかし、毛包を萎縮させようとする流れは時間とともに強まっていくため、近い将来には効果が実感できなくなる可能性が高いです。

AGA治療は、デュタステリド(またはフィナステリド)のみで始めてミノキシジル併用に移行するか、最初から併用するのがおすすめです。

デュタステリドとミノキシジルの組み合わせの目安の図。AGA中期以降は併用、初期はデュタステリドのみで足りる場合があり、ミノキシジルのみは勧められない場合が多い

デュタステリドとミノキシジルの種類

ここでは、AGA治療で用いられているデュタステリドとミノキシジルの種類と、それぞれの特徴についてまとめます。

デュタステリドとミノキシジルの種類
  • デュタステリドは内服薬0.5mg錠が一般的(低用量の0.1mg錠や外用薬もあり)
  • ジェネリック(デュタステリド)と先発品(ザガーロ)の違い
  • ミノキシジルは内服薬2.5mg~5mg、外用薬5%~15%が一般的
  • 一部クリニックではミノキシジルの注入療法(メソセラピー)も実施
  • 国内承認薬と海外製治療薬の違い

デュタステリドは内服薬0.5mg錠が一般的(低用量の0.1mg錠や外用薬もあり)

デュタステリドは主に内服薬が用いられます。外用薬は研究・開発が十分に進んでおらず、まだあまり普及していません(日本では一部のクリニックでデュタステリド・ミノキシジル配合のスプレーを処方)。

デュタステリド内服薬には3つの用量があります。

  • 0.5mg:よく用いられるデュタステリドで、国内承認薬もあり
  • 0.6mg:一部の海外製ジェネリックに見られるタイプで、効果は0.5mgとほぼ同等で、代わりとして処方されることがある
  • 0.1mg:低用量タイプで、国内承認薬もあり(国内承認薬の添付文書では0.1mgが通常の用量で、必要に応じて0.5mgに増量)

セットプランで、デュタステリドとミノキシジル内服薬の合剤(1錠に両方が配合されたもの)を処方しているクリニックもあります。

  • 合剤のメリット:比較的安価で、手軽に服用でき、飲み忘れを防ぎやすい
  • 合剤のデメリット:用量の調整がしにくく、副作用の原因を特定しにくく、途中で一方の薬だけやめたいと思ってもできない

ジェネリック(デュタステリド)と先発品(ザガーロ)の違い

先発品「ザガーロ」は薬効成分デュタステリドを配合した最初のAGA治療薬です。ジェネリックの「デュタステリド」は、先発品の特許が切れた後に同じ薬効成分を用いて作られた薬で、効果は先発品と同等です。

両者の主な違いは、外形と添加物、価格です。

  • 外形:ザガーロはカプセル状で、ジェネリックもカプセルが多いが、錠剤の製品もある
  • 添加物:アレルギーのある方は、添加物の違いにより副作用の出方が異なることがある(先発品のほうが出にくいということではなく、どんな添加物が含まれているかで変わる)
  • 価格:ジェネリックのほうがかなり安い

アレルギーなどの特別な事情がなければ、コスパのよいジェネリックがおすすめです。

ミノキシジルは内服薬2.5mg~5mg、外用薬5%~15%が一般的

ミノキシジルには下記の種類があります。積極的な発毛治療には5mgの内服薬と15%濃度の外用薬がよく用いられ、一部のクリニックは10mgの内服薬も扱っています。内服薬の用量は一般に1日5mgまでとされ、用量を上げると効果とともに副作用も増えやすくなります。

内服薬は発毛目的では国内で承認されておらず、日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)では推奨度D(行うべきではない)です。処方するかどうかは、副作用のリスクを含めて医師が判断します。

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1日分の量特徴
内服薬
(ミノキシジルタブレット/ミノタブ)
2.5mg~5mg(1錠)が標準的で、10mg(1錠)もあり発毛目的では国内未承認
外用薬よりも副作用が出やすい
外用薬より使用が容易
外用薬より価格が安め
外用薬
(塗りミノ)
濃度5%~15%のローションを1ml×2回塗布濃度5%まではAGA治療薬として国内承認済みで、市販もされている
オンライン診療クリニックなどで高濃度タイプが入手可能(5%を超える濃度は国内未承認)

なお、国内承認済みミノキシジル(外用薬)は市販薬であるため、先発品とジェネリックの区別はありません。日本で最初に開発されたのは大正製薬の「リアップ」で、その特許が切れた後に、他社からも多数のミノキシジルが発売されています。価格は製品によりさまざまです。

一部クリニックではミノキシジルの注入療法(メソセラピー)も実施

ミノキシジルなどの治療薬や細胞増殖因子(成長因子)を頭皮に注入する「メソセラピー」を行っているクリニックもあります。

内服薬・外用薬が効きにくい方や、副作用で使用できない方に、メソセラピーを行うクリニックもあります。

メソセラピーはまだあまり研究・開発が進んでおらず、注入する薬剤の組み合わせや効果・安全性が十分に確立されていません。重篤な副作用が発生した事例も報告されています。治療費もかなり高めです。

国内承認薬と海外製治療薬の違い

国内承認薬と海外製治療薬では、以下の点で国内承認薬のほうが安心感があります。

  • 日本の法律で定められた手続きにしたがって、日本人を対象として臨床試験が行われ、一定以上の効果と安全性が確認された上で販売されている
  • 販売しているのは日本企業や大手外資メーカーで、品質の信頼性が高い
  • 海外製よりも流通経路が明確

海外製治療薬は、日本国内での品質・有効性・安全性の審査を受けていません。医療機関が扱う海外製治療薬は、医師が必要な手続きを経て輸入したものです。

価格は海外製の方が格段に安いです。ただし、個人輸入代行サイトの商品は信頼性に問題があるので、避けてください。

安心感をとくに重視する場合は、高くても国内承認薬を利用するメリットがあります。

デュタステリド・ミノキシジルの入手方法

ここでは、AGA治療薬の入手先の特徴を比較し、おすすめの入手方法を紹介します。

デュタステリド・ミノキシジルの入手方法
  • AGA薬の入手先一覧|市販、対面・オンライン診療、個人輸入代行
  • 個人輸入代行がおすすめできない(医療機関で入手すべき)理由
  • オンライン診療で処方してもらうのが総合的におすすめ

AGA薬の入手先一覧|市販、対面・オンライン診療、個人輸入代行

市販されているのは国内承認済みミノキシジル外用薬(男性向け濃度1%・5%、女性向け濃度1%)だけです。デュタステリドやミノキシジル内服薬は医療機関か個人輸入代行サイトで入手できます。

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入手先特徴デュタステリド/フィナステリドミノキシジル
市販(ドラッグストア・ネットショップなど)手軽に買える取り扱いなし国内承認薬(外用)のみ
対面診療クリニック(皮膚科など)費用高め
通院必要
国内承認薬のみのところが多い国内承認薬(外用)のみのところが多い
対面診療中心+オンライン診療のクリニック
(美容医療系など)
対面とオンラインを切り替え可能
費用は高めのところが多い
国内承認薬のみのところと、海外製ジェネリックも扱うところがある国内承認薬のみのところと、海外製ジェネリックも扱うところがある
オンライン診療専門クリニック自宅などで受診可
価格が手頃
薬の種類が豊富
国内承認薬+海外製ジェネリック国内承認薬+海外製ジェネリック
個人輸入代行サイト低価格
海外からの直接取り寄せで、高リスク
海外製のジェネリックや先発品海外製のジェネリックや先発品

個人輸入代行がおすすめできない(医療機関で入手すべき)理由

個人輸入代行サイトは海外製品のネットショップのように見えますが、実際には海外業者への発注と代金受け渡しを代行しているだけです。薬は海外業者から直接利用者の自宅に発送され、個人輸入代行業者は商品自体の管理やアフターサービスはまったく行いません。

個人輸入代行サイトには以下のようなリスクがあります。

  • 偽造薬を入手してしまい、健康被害や治療の遅れにつながる可能性がある
  • 個人輸入の制限(市販薬2ヶ月分・処方薬1ヶ月分)を超えると税関で止められ、輸入確認や一部廃棄などの手続きが必要になることがある
  • 偽造薬や不良品、発送ミス、通関トラブルなどで損失を被り、返金や慰謝料を求める場合、海外業者と直接交渉する必要がある

個人輸入代行サイトのなかには「薬の成分鑑定書」を表示しているところもありますが、海外での鑑定であり、実際に日本に届いたものを鑑定したわけではないので、信頼性に欠けます。

海外業者と直接やり取りすることはかなりハードルが高く、トラブルが起きても結局泣き寝入りしてしまうユーザーが多いです。

個人輸入代行サイトの利用はリスクが高く、おすすめできません。AGA治療薬は医療機関で入手しましょう。

デュタステリドの入手先ごとの違いは、デュタステリドの入手先の比較記事でも詳しく解説しています。

オンライン診療で処方してもらうのが総合的におすすめ

対面診療とオンライン診療には以下のような違いがあります。

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対面診療オンライン診療
診察クリニックに出向き、医師と直接対面して問診・視診を受ける
内服薬処方のために血液検査が行われる
マイクロスコープ(拡大鏡)で頭皮を拡大して調べる場合もある
自宅などの好きな場所で、スマホ・タブレット・PCのビデオ通話を通して問診・視診を受ける
薬の入手院内処方、または調剤薬局に処方箋を持参して購入診察終了後に処方され、薬が自宅などに配送される
通院1ヶ月~数ヶ月に1回程度、通院が必要1年に1回、ビデオ通話による診察が必要(薬を変える場合はその都度必要)
費用国内承認薬のみのところが多く、薬代が高め
診察料・検査代がかかるところも多い
薬代は安めで、診察料・検査代は不要
長期の定期配送プランや海外製治療薬を選べばかなり安い
プライバシー通院の度に他の患者や受付スタッフなどと顔を合わせることになる画面越しに医師と顔を合わせるだけ
自宅外配送も選べる

オンライン診療は利便性・価格・プライバシーの面で利点が多く、対面診療よりも治療を始めやすく、継続もしやすいです。

オンライン診療のデメリットとしては、以下の点があげられます(マイクロスコープ検査はAGAの診断に不要なので、受けられなくてもデメリットとは言えません)。

  1. 肝機能障害がある方など、内服薬の処方のために血液検査が必要な場合、ほかの医療機関で血液検査を受けた上で検査結果を提示しなければならない
  2. 注入治療などの外科療法が受けられない
  3. 他の脱毛症が疑われる場合、薬が処方されない(この点は、AGAにしか対応していない対面診療クリニックでも同じ)

血液検査が必要な方や、外科治療を希望する方、他の脱毛症(円形脱毛症など)が疑われる方を除けば、総合的にオンライン診療のほうがおすすめです。

デュタステリド・ミノキシジルの購入におすすめのオンライン診療クリニック3選

利便性・価格・信頼性などの面でとくにおすすめできるオンライン診療クリニックを厳選して紹介します。

※3院はいずれも、公的医療保険が適用されない自由診療です。

デュタステリド・ミノキシジルの購入におすすめのオンライン診療クリニック3選
  • DMMオンラインクリニック|デュタステリドセットがお得、利便性・サポートも良好
  • Oops HAIR|国内承認薬も選べる&パッケージがおしゃれで20代~30代の利用者が多い
  • レバクリ|シンプルなプランと手頃な価格が特徴

DMMオンラインクリニック|デュタステリドセットがお得、利便性・サポートも良好

DMMオンラインクリニック:初診は公式サイトの予約ページ、再診はマイページから。薬は飲み薬・塗り薬。受け取りは自宅・コンビニ・宅配ロッカーなど。伝票の品名は「医薬品」などで、変えられない。解約はマイページから、出荷予定日の2営業日前まで
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デュタステリド料金3,117円/月~
ミノキシジル料金ミノタブ2.5mg 3,758円/月~
ミノタブ5mg 5,408円/月~
ミノタブ10mg 7,031円/月~
塗りミノ15% 8,305円/月~
セット料金デュタステリド+ミノタブ 3,428円/月~
デュタステリド+塗りミノ 9,680円/月~
デュタステリド+ミノタブ+塗りミノ 10,083円/月~
クーポン対象プランに初回クーポンあり(コードと適用条件は下記)
その他の料金初診料・再診料:無料
送料:550円
当日便利用時の加算料金:1,500円~
支払い方法クレジットカード(VISA、American Express、JCB、Diners)
DMMポイント(チャージ方法が豊富)
PayPay
診療時間24時間(年末年始を除く)
配送スピード平日15:30(土・日・祝日14:30)までの受診で原則当日発送
通常便で最短翌日配達、当日便で最短当日配達
自宅外受け取りコンビニ・宅配便ロッカーPUDO・ヤマト運輸営業所を配送先に指定可
海外製治療薬の入手経路海外製治療薬は厚生局の正式なプロセスを経て提携医療機関医師が輸入し、国内第三者機関で成分検査実施済み
返金保証制度薬が合わない場合、条件を満たせば薬代全額返金
※「らくらく定期便1ヶ月ごと」のみ対象

※表中の価格はすべて税込
※料金の上限は26,070円/月です(発毛ストロングプラン〔国内製デュタステリドセット〕を単月で購入した場合)。
※DMMオンラインクリニックはオンライン診療のプラットフォームサービスです。診療は提携先医療機関が行っています。

DMMオンラインクリニックの特徴
  • デュタステリドのセットプランが豊富で価格も安め
  • 初回クーポンあり(対象プランのみ)
  • 24時間予約可
  • 発送が早い
  • チャージ方法が豊富なDMMポイントで支払い可能
  • 電話サポートあり

DMMオンラインクリニックはオンライン診療のプラットフォームサービスで、男性・女性の薄毛のほか、EDや肥満症など、多数の診療科目に対応しています。診療自体は提携先のクリニックが行います。

初めからデュタステリドを利用したい方やデュタステリドへの切り替えを考えている方に向いています。

セットプランが豊富で、とくにデュタステリドとミノキシジル内服薬のセットが安いです。

24時間予約対応しており、どんなライフスタイルの方でも利用しやすいです。薬は最短当日発送で、東京都区内・大阪市区内では当日配達サービスも利用できます。

※当日配送に関して、東京都23区、大阪市24区内において8:00~20:00で対応しています。
※エリアごとに当日便の利用金額が異なります。

プリペイド式のDMMポイントを支払い方法に選べば、各種キャッシュレス払い・後払い・分割払い・キャリア決済・コンビニ払い・銀行振込などが可能です。

サポートでは、夜間や土日祝日にも電話で問い合わせができます。

■DMMオンラインクリニックの併用プラン

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プラン名発毛ライトプラン
(デュタステリドセット)
発毛スマートプラン
(デュタステリド・ミノキシジルローションセット)
処方内容海外製デュタステリド0.6mg+ミノキシジル内服5mg(合剤)海外製デュタステリド0.6mg+ミノキシジル内服5mg(合剤)
海外製ミノキシジルローション15%
料金「らくらく定期便12ヶ月ごと」で1ヶ月あたり4,290円(総額51,480円)
※初回クーポンを使えば、1ヶ月あたり3,003円(総額36,036円)
「らくらく定期便12ヶ月ごと」で1ヶ月あたり10,083円(総額121,000円)

※表中の価格はすべて税込
※初回クーポンの価格は、予約時にクーポンコード「madut30plight」を入力し、「発毛ライトプラン(デュタステリドセット)」のらくらく定期便12ヶ月ごとを選んだ場合の価格です(薬代の総額36,036円・送料550円は別。1ヶ月あたり3,003円は総額を12で割った値)。お一人様一回限り・国内製は対象外・他のクーポンコードとの併用不可。過去に「AGAプランのらくらく定期便12ヶ月ごと」をコード適用で処方された方は対象外です。

【初回クーポンの使用方法】
  • 予約ページでコードを適用して予約
  • 「発毛ライトプラン(デュタステリドセット)」のコード:madut30plight

■クリニック情報

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運営会社合同会社DMM.com
公式サイトURLDMMオンラインクリニック公式サイト
サポート対応電話
平日 8:00~22:00(年末年始を除く)
土日祝日 8:00~21:00(年末年始を除く)
メール
平日 10:00~18:00(年末年始を除く)
土日祝日 10:00~15:00(年末年始を除く)

※公的医療保険が適用されない自由診療です。

Oops HAIR|国内承認薬も選べる&パッケージがおしゃれで20代~30代の利用者が多い

Oops HAIR:初診も再診も公式LINEで予約。薬は飲み薬・塗り薬。受け取りは自宅への配送で、宅急便なら発送後にコンビニ等へ変えられる。外装は無地、荷主は医療機関名。解約は解約フォームから、次回発送予定日の前日まで
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デュタステリド料金5,478円/月~
ミノキシジル料金単体での販売はなし
セット料金デュタステリド+ミノタブ 6,578円/月~
デュタステリド+塗りミノ 13,090円/月~
クーポンなし
その他の料金初診料・再診料:無料
(※予約時間の2時間前を過ぎてからのキャンセルや、不在による診察不能の場合、キャンセル料3,300円が発生)
送料:550円
決済手数料:GMO後払い 330円
処方箋・診断書発行:各5,500円
支払い方法クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
Amazon Pay
GMO後払い
診療時間日によって異なる(公式LINEアカウント上で確認)
配送スピード最短翌日配達(土日祝日・年末年始は発送作業休止)
自宅外受け取り薬の分量により宅配便配送となった場合、コンビニ・宅配便ロッカーPUDO・ヤマト運輸営業所に配送先を変更可(メール便配送の場合は不可)
海外製治療薬の入手経路デュタステリド・ミノキシジル外用薬は国内承認薬のみ処方
海外製治療薬は製造国で成分検査実施済みのものを、提携医療機関医師が厚生局の正式なプロセスを経て輸入
返金保証制度なし

※表中の価格はすべて税込
※料金の上限は16,940円/月です(デュタステリド0.5mg+ミノキシジル外用5%を通常購入した場合)。
※Oops HAIRは株式会社SQUIZが運営するオンライン診療サービスです。診療は医療法人社団TMC(東京メモリアルクリニック)が行っています。

Oops HAIRの特徴
  • 薬のパッケージがおしゃれで、サービス全体が垢抜けた雰囲気
  • 利用ユーザーの約75%が20代~30代(公式サイトの記載・2026年9月確認)
  • 国内承認薬と海外製の両方に対応
  • 12ヶ月分だけでなく6ヶ月分の定期配送プランもお得
  • 予約・相談の手続きはLINEで(診察は予約した時間帯のビデオ通話)
  • 処方箋・診断書の発行が可能

Oops HAIRは男性AGA向けのオンライン診療サービスです(診療自体は提携先医療機関が実施)。

AGA治療を気軽に受けられる環境の整備に力を入れており、薬のパッケージにスタイリッシュなデザインを採用するなど、全体的に垢抜けた雰囲気のサービスとなっています。公式サイトによると、利用者の約75%は20代~30代です。

診療面では、デュタステリドとミノキシジル外用薬は国内承認薬のみを取り扱っています。

Oops HAIRでは、12ヶ月分だけでなく6ヶ月分の定期プランでもお得になるプランが多いです。

予約・相談の手続きはLINEで進められる(診察は予約した時間帯のビデオ通話)ため、LINEなどのモバイルアプリに慣れている方であればスムーズに受診できます。

処方箋や診断書の発行(各5,500円)にも対応しています。

■Oops HAIRの併用プラン

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プラン名デュタステリド+ミノキシジル内服デュタステリド+ミノキシジル外用
処方内容国内承認デュタステリド0.5mg
海外製ミノキシジル内服薬5mg
国内承認デュタステリド0.5mg
国内承認ミノキシジル外用薬5%
料金「6ヶ月ごとにお届け」または「12ヶ月ごとにお届け」で1ヶ月あたり6,578円「6ヶ月ごとにお届け」で1ヶ月あたり13,860円
「12ヶ月ごとにお届け」で1ヶ月あたり13,090円

※表中の価格はすべて税込

■クリニック情報

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運営会社株式会社SQUIZ
公式サイトURLOops HAIR公式サイト
提携医療機関医療法人社団TMC・東京メモリアルクリニック
サポート対応メール・LINE(平日10:00~18:00 祝日除く)

レバクリ|シンプルなプランと手頃な価格が特徴

レバクリ:初診は公式サイトの予約ページ、再診はマイページから。薬は飲み薬・塗り薬。受け取りは自宅・郵便局・コンビニなど。希望で送り主・中身の分かりにくい梱包に。品名の記載は必要、代引きは対象外。解約はマイページから、次回発送予定日の前日まで
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デュタステリド料金2,856円/月~
ミノキシジル料金塗りミノ5% 6,232円/本(1ヶ月分)
塗りミノ15% 9,394円/本(1ヶ月分)
セット料金デュタステリド+ミノタブ 3,984円/月~
クーポンなし(長期プランの通常価格で設定)
その他の料金初診料・再診料:無料
送料:定期配送6ヶ月分以上は1,100円、それ以外は550円
代金引換手数料:550円
支払い方法クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、Diners、Discover、AMEX)
代金引換
診療時間8:00~翌2:00(予約は24時間受付)
配送スピード午前8時までに注文で原則当日発送(祝日の場合は時間によらず祝日明け1営業日以内に発送)
自宅外受け取り郵便局・コンビニ・宅配ロッカーはこぽすを配送先に指定可
海外製治療薬の入手経路海外製治療薬は厚生局の正式なプロセスを経て提携医療機関医師が輸入し、第三者機関で成分検査実施済み
返金保証制度副作用により継続服用不可と診断された場合、条件を満たせば薬代全額返金

※表中の価格はすべて税込
※料金の上限は11,550円です([国内製]発毛プランEXを1ヶ月分単発で注文した場合)。
※レバクリはレバレジーズ株式会社が運営しているオンライン診療のプラットフォームサービスです。診療は提携先医療機関が行っています。(提携医療機関:医療法人社団リフィルパートナーズ)

レバクリの特徴
  • 治療プランがシンプルなので迷いにくい
  • 海外製デュタステリド・ミノキシジル内服薬が安い
  • 海外製フィナステリドの長期プランあり
  • 通常価格が安いので長期継続しやすい
  • 深夜も予約・受診が可能

レバクリはAGAやEDに対応したオンライン診療サービスです(診療自体は提携先医療機関が実施)。

治療プランが厳選されており、どれも価格が手頃です。レバクリは初回クーポンを設けず、長期プランの通常価格を安く設定しているので、長期継続の見通しを立てやすいです。

海外製フィナステリドの長期定期配送プラン(12ヶ月分1,349円/月、24ヶ月分962円/月)があるので、まずはフィナステリドから治療を始め、様子を見てデュタステリドに移行するという利用の仕方もできます。デュタステリドとフィナステリドのどちらにするかで悩んでいる方は、レバクリをチェックしてみることをおすすめします。

土日祝日も含めて朝8時から深夜2時まで診療しており、利便性も高いです。

■レバクリの併用プラン

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プラン名発毛プランEX[国内製]発毛プランEX
処方内容海外製デュタステリド0.5mg+ミノキシジル内服薬5mg(合剤)国内承認デュタステリド0.5mg
海外製ミノキシジル内服薬5mg
料金「定期配送12ヶ月分」で1ヶ月あたり4,384円(総額52,621円)
「定期配送24ヶ月分」で1ヶ月あたり3,984円(総額95,634円)
「定期配送12ヶ月分」で1ヶ月あたり6,576円(総額78,932円)

※表中の価格はすべて税込

■クリニック情報

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運営会社レバレジーズ株式会社
提携医療機関医療法人社団リフィルパートナーズ
公式サイトURLレバクリ公式サイト
サポート対応メール 平日 10:00~17:00 (土日祝・年末年始は休み)

デュタステリド・ミノキシジルの使用方法と使用上の注意点

デュタステリドとミノキシジルは毎日・長期間の継続使用が必要な薬です。基本的な使用方法と使用上の注意点をまとめます。

デュタステリド・ミノキシジルの使用方法と使用上の注意点
  • 時間帯を決めて毎日忘れずに使用する
  • 効果を実感するまでにデュタステリドは6ヶ月、ミノキシジル外用薬は4ヶ月の継続が必要
  • 使用をやめると再びAGAが進行する
  • ミノキシジルでは使用初期に一時的に脱毛増加(初期脱毛)が起こることがある
  • デュタステリドとミノキシジルの副作用
  • デュタステリド・ミノキシジルを使用できない人、使用に注意が必要な人

時間帯を決めて毎日忘れずに使用する

デュタステリドとミノキシジル内服薬は1日1回、ミノキシジル外用薬は1日2回使用します。使用する時間帯や食前食後などの決まりはありませんが、忘れるのを防ぐため、自分で時間帯のルールを決めて使用するのがおすすめです。スマホのアラームなども活用するとよいでしょう。

使用し忘れた場合、その分は飛ばし、次回分から予定通りに使用してください。2回分を一度に使用することは避けましょう(副作用リスクが高まり危険です)。たまに1回忘れるくらいであれば効果に大きな影響はありません。

効果を実感するまでにデュタステリドは6ヶ月、ミノキシジル外用薬は4ヶ月の継続が必要

どちらもすぐに効く薬ではなく、効果を判断するまでに、デュタステリドは通常6ヶ月、ミノキシジル外用薬は少なくとも4ヶ月の継続が必要です。効果の現れ方には個人差があり、もう少し早めに効果を実感し始める方もいれば、なかなか実感できない方もいます。

使用をやめると再びAGAが進行する

デュタステリドはAGAの原因を体から取り除く薬ではなく、5α還元酵素の働きを邪魔してDHTを作られにくくするだけです。デュタステリドの使用をやめると再び5α還元酵素の働きが活発化し、DHTが増えて、薄毛が進行します。改善した薄毛もやがてはもとに戻り、そのまま放置すれば、治療開始前よりも悪化する可能性があります。

ミノキシジルのみを使用していた場合も、使用をやめれば毛包の成長を後押しする力が消失し、AGA進行の流れが表面化して薄毛が悪化します。

デュタステリドとミノキシジルを併用していた方が、ミノキシジルをやめてデュタステリドのみにした場合、薄毛改善効果は弱まりますが、薄毛進行は抑えられる(現状を維持できる)可能性があります。

ミノキシジルでは使用初期に一時的に脱毛増加(初期脱毛)が起こることがある

ミノキシジルには休止期の毛(成長が止まった毛)の生え替わりを促進する働きがあります。そのため、使用初期(数週間~数ヶ月の間)に休止期の毛がまとまって抜け落ち、急に抜け毛が増えることがあります。これは「初期脱毛」と呼ばれます。

初期脱毛はミノキシジルの作用で起こる一時的な症状です。ただし、抜け毛の増加が長く続くときや、範囲が急に広がるときは、処方した医師に相談してください。

デュタステリドとミノキシジルの副作用

デュタステリドとミノキシジルでは以下のような副作用が生じることがあります。主な副作用については、症状は軽い場合がほとんどです。まれな副作用は個人差が大きく、一概には言えません。

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主な副作用まれな副作用
デュタステリド内服【性機能】性欲減退・ED・射精困難【肝機能】肝機能障害、黄疸
【皮膚】発疹、蕁麻疹など
【体毛】脱毛症、多毛症
【精神神経系】頭痛、抑うつ気分など
【生殖系・乳房】精巣痛、女性化乳房など
【消化器】腹部不快感、腹痛、下痢
【その他】倦怠感、血中CK増加
ミノキシジル内服【体毛】全身の体毛増加
【循環器】低血圧(立ちくらみ・めまい)、むくみ、動悸、頻脈、倦怠感など
【循環器】心嚢液貯留
【代謝系】全身浮腫
ミノキシジル外用【皮膚】頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感など【皮膚】頭皮以外の発疹など
【体毛】顔面の体毛増加
【精神神経系】頭痛、気が遠くなる、めまい
【循環器】胸の痛み、頻脈など
【代謝系】急激な体重増加、手足のむくみ
フィナステリド内服【性機能】性欲減退【性機能】ED・射精障害・精液量減少
【肝機能】肝機能障害
【皮膚】発疹、じん麻疹など
【生殖系・乳房】睾丸痛、男性不妊症・精液の質低下、乳房圧痛、乳房肥大など
【精神神経系】抑うつ症状、めまい

参考:医療用医薬品 : デュタステリド|KEGGデータベース
参考:一般用医薬品 : メディカルミノキシジル5%|KEGGデータベース
参考:Low-Dose Oral Minoxidil for Alopecia: A Comprehensive Review|National Library of Medicine
参考:医療用医薬品 : プロペシア|KEGGデータベース

デュタステリド・ミノキシジルを使用できない人、使用に注意が必要な人

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使用できない人医師による経過観察・指導が必要な人
デュタステリド・デュタステリドやフィナステリドでアレルギー症状が出たことがある方
・女性(とくに妊娠・授乳中の方)
・小児等(20歳未満での安全性は確立されていない)
・重度の肝機能障害がある方
・軽度~中程度の肝機能障害のある方
・CYP3A4阻害作用剤を服用中の方
ミノキシジル内服・ミノキシジルでアレルギー症状が出たことがある方
・褐色細胞腫の方
・血圧・心臓に問題のある方
・グアネチジンを含む降圧剤を使用している方
ミノキシジル外用・ミノキシジルでアレルギー症状が出たことがある方
・20歳未満(市販薬の説明書の規定)
・女性(高濃度の場合)
・薬や化粧品でアレルギー症状が出たことがある方
・高血圧や低血圧の方
・心臓や腎臓に障害のある方
・むくみのある方
・65歳以上の高齢者

参考:医療用医薬品 : デュタステリド|KEGGデータベース
参考:一般用医薬品 : メディカルミノキシジル5%|KEGGデータベース
参考:Loniten® minoxidil tablets, USP|FDA

デュタステリドは胎内の男児の性器発達に悪影響を及ぼす恐れがあるため、女性には処方されません。代わりに、似た作用を持つスピロノラクトンが用いられます。

ミノキシジル外用薬は、承認されている濃度の範囲が男性と女性で異なり、女性向け濃度は日本では1%まで、アメリカでは5%までです。自費診療の場合、女性向けに処方される濃度の範囲はクリニックによって異なります。

デュタステリド・ミノキシジルで効果が出ない場合の原因と対策

効果が出ない原因にはいくつかの種類があり、対処が可能なケースと難しいケースがあります。

ここでは、AGA治療薬の効果の確かめ方を解説してから、原因ごとに対処法をまとめます。

デュタステリド・ミノキシジルで効果が出ない場合の原因と対策
  • AGA治療薬使用後の一般的な経過と効果の確かめ方
  • 効かない原因と対策① 使用方法・使用期間・用量に問題がある場合
  • 効かない原因と対策② 栄養不足の場合
  • 効かない原因と対策③ 個人輸入で入手した薬の場合
  • 効かない原因と対策④ AGA以外の脱毛症の場合
  • 効かない原因と対策⑤ AGA進行度や遺伝的体質により薬が効きにくい場合

AGA治療薬使用後の一般的な経過と効果の確かめ方

AGA治療薬による薄毛改善は、以下のような経過をたどる傾向があります。

  • 治療開始後数ヶ月~半年ほど経過した頃から、髪の太さや密度が少しずつ改善していく
  • 髪の太さ・密度の変化の大きさは、最初の1年が大きく、その後は変化が緩やかになっていく(改善は続くが、ペースは緩やかになる)
  • 長期にわたって薄毛改善が続く人もいれば、1年~数年で効果が頭打ちになる人もいる
  • 早期に治療を開始したほど改善率が高く、長期間にわたって薄毛の改善が続く傾向がある

デュタステリドやミノキシジルを6ヶ月以上使用しても髪の毛の太さ・密度に変化が見られない場合は、処方した医師に相談してください(国内承認薬の添付文書・説明書では、6ヶ月使用しても改善がみられない場合は使用を中止すると書かれています)。

「AGA=抜け毛が増える」というイメージが流布しているため、抜け毛の量を気にする方が多いですが、抜け毛の量だけでは効果を判断しにくいです。薬の効果を確かめるには、毛の「太さ」に着目することが重要です。

生え際やつむじ周りの毛が以前よりも太くなっていたり、抜け毛のなかに細い毛があまり見られなくなっていたら、効いている可能性があります。さらに、生えている毛の密度もチェックしてください。

薄毛改善が見られなくても、デュタステリドによる薄毛進行抑制の効果は現れている場合があります。AGAによる薄毛はゆっくり進行するので、デュタステリドで進行が止まったかどうかの判断には時間がかかるため、続けるかどうかは処方した医師と相談して決めてください。

効かない原因と対策① 使用方法・使用期間・用量に問題がある場合

頻繁に飲み忘れたり、自己判断で不適正な使い方(1日おき・2日おきなど)をしたりしていると、薬効成分の体内濃度が不足したり不安定になったりして、効き目が下がることがあります。定められた量を毎日きちんと使用するようにしてください。

デュタステリドとミノキシジルは効果を実感し始めるまで数ヶ月~半年ほどかかり、顕著な薄毛改善が見られるようになるまでにはもう少し時間がかかることがあります。使用期間が短い方は、これから効き目が現れる可能性があります。6ヶ月程度を目安に続け、効果の出方は処方した医師と確認してください。

低用量タイプ(デュタステリド0.1mg・ミノタブ2.5mg・塗りミノ1~5%など)を使用していて効果が感じられない方は、用量の大きいタイプに変更すると効き目が現れることがあります。

効かない原因と対策② 栄養不足の場合

髪の発育にはさまざまな栄養が必要です。栄養不足だけでAGAが発症することはありませんが、鉄・亜鉛・ビタミンDなどが不足するとAGAの発症や進行が早まる可能性があります。AGAの人は血清亜鉛値が低い傾向があるとする研究もあります。

参考:Association between serum zinc levels and androgenetic alopecia: a systematic review and meta-analysis|Wiley

タンパク質・脂肪酸・亜鉛の欠乏は休止期脱毛症を引き起こし、AGAとは別の原因で髪を減少させることがあります。

これらの栄養素が不足している場合は、食生活改善やサプリ摂取などで不足を解消してください。「髪に良い栄養素」だけ重点的にたくさん摂取しても、髪が増えることはありません。髪に必要な栄養素が不足しないように気をつけながら、総合的にバランスの取れた食生活を送ることが重要です。

効かない原因と対策③ 個人輸入で入手した薬の場合

個人輸入代行サイトで入手した治療薬で効果が出なかった場合、薬効成分が少ない(入っていない)偽物を入手してしまっていた可能性があります。

医療機関を受診して正規の薬を入手し、あらためて治療を開始してください。

効かない原因と対策④ AGA以外の脱毛症の場合

AGA以外の脱毛症と診断された場合はデュタステリドやミノキシジルは処方されませんが、鑑別が難しいケースで、誤ってAGAと診断されてAGA治療薬が処方されることもまったくないとは言えません。自己判断で市販薬や個人輸入の海外製治療薬を入手した場合は、間違いが発生しやすいです。

AGA以外で比較的よく見られる脱毛症には以下のようなものがあります。

  • 円形脱毛症:頭髪の一部が急にごっそり抜けてツルツルの地肌が露出
  • 休止期脱毛症:頭髪で全体的に抜け毛が急増し、数ヶ月~半年程度続く
  • 甲状腺機能障害による脱毛症:頭髪全体やまゆげ・体毛が薄くなる
  • 牽引性(けんいんせい)脱毛症:きついポニーテールなど、髪を強く引っ張る髪型を長期間続けることで、力がかかる部分の毛包がダメージを受け、薄毛になる

AGAは遺伝の影響が大きいので、AGAの診断では症状とともに家族歴(家族にAGAの人がいるかどうかなど)が参考にされます。近い親族にAGAの人がまったくいない場合、AGAではない可能性が高くなります。

AGA以外の可能性が考えられる場合、医師とよく相談して薬を見直してください。

効かない原因と対策⑤ AGA進行度や遺伝的体質により薬が効きにくい場合

治療薬はAGAが進行するほど効きにくくなる傾向があります。AGA中期後半~AGA後期になってから薬を開始した場合、あまり薄毛改善が見られないことが多いです。

  • AGA中期後半の特徴:前頭部の生え際が耳の真上まで後退している / 生え際後退はほどほどだが、頭頂部(つむじ周辺)で薄毛が目立つ
  • AGA後期の特徴:前頭部と頭頂部の両方で広範囲に薄毛が進行(最終的には前頭部と頭頂部の薄毛がつながって全体的にはげる)

遺伝的体質によっても、薬が効きにくいことがあります。AGAには複数の遺伝子が関わっていると考えられますが、現在よく分かっているのは「男性ホルモン受容体の遺伝子」の影響です。頭皮の毛包で男性ホルモン受容体が作られやすいタイプの遺伝子を持つ方は、DHTの作用を受けやすく、薬が効きにくい傾向があります。

遺伝子の個人差は普通の血液検査ではわかりませんし、血液中のDHTを測っても、AGA薬の効きやすさの判定はできません。男性ホルモン受容体の遺伝子を調べる検査を行っている医療機関・検査機関もあるので、気になる方は調べてみてください。

AGA進行度や遺伝的体質により治療薬が効きにくい方には、後頭部から自分の頭皮を採取して薄毛部位に移植する「自毛植毛術」が効果的です。

デュタステリド・ミノキシジルに関してよくある質問

最後に、デュタステリドやミノキシジルに関してよくある質問をいくつか取り上げて解説します。

デュタステリド・ミノキシジルに関してよくある質問
  • Q1.デュタステリドとフィナステリドのどっちがいい?
  • Q2.死んだ毛根はミノキシジルで復活する?
  • Q3.未成年もデュタステリド・ミノキシジルを使用・併用できる?

Q1.デュタステリドとフィナステリドのどっちがいい?

A.一概には言えません。効き目や価格、副作用の違いを考慮し、個人の事情に合わせて選択する必要があります。

主な違いは以下の通りです。

デュタステリドとフィナステリドの主な違い
  • 効き目:デュタステリドのほうが効き目が高い傾向がある(効き目の差は人によって異なり、差が感じられない人もいる)
  • 価格:デュタステリドのほうが高め
  • 副作用:どちらの添付文書にも精液の質・量に関する記載がある

効き目重視の方やAGA中期以降の方はデュタステリドを選んでおいたほうがよいでしょう。AGA初期の方はフィナステリドで十分な場合があり、とくに価格重視の方はフィナステリドのほうがよいかもしれません。価格差はクリニックによってかなり異なるので、まずは複数のクリニックを比較してみましょう。妊活中・妊活予定の方は、服用前に医師に相談してください。

Q2.死んだ毛根はミノキシジルで復活する?

A.毛包組織が完全に死んでしまった毛根は、ミノキシジルでは復活しません(今のところ他の方法でも不可能です)。

毛根の死滅は、頭皮の大きなやけどや傷、重度の感染症・炎症、牽引性脱毛症の放置などで起こります。患部が瘢痕(傷跡)となって毛包組織が失われ、復活することはありません(瘢痕性脱毛症)。患部に毛を取り戻すには健康な頭皮を移植する必要があります。将来的には頭皮の再生医療が実用化するかもしれません。

なお、AGAでは毛根が死滅することはありません。まったく毛がないように見えても、毛穴の中で毛の成長が止まってしまっているだけで、毛包組織は小さいながらもまだ生きています。ただし、そこまで萎縮してしまった毛包は薬では復活させることができません。

Q3.未成年もデュタステリド・ミノキシジルを使用・併用できる?

A.未成年の方への処方についてはクリニックにより対応が異なります。国内承認薬の添付文書では、20歳未満での安全性・有効性は確立されていないと書かれています。

未成年の方に対する処方は、以下の3パターンに分かれます。

未成年への処方の3パターン
  • 20歳未満は処方不可
  • 18歳未満は処方不可
  • 15歳以上18歳未満は、診察に保護者が同席するか、文書・電話で保護者の同意が確認できれば、処方可能

受診前に、ホームページや問い合わせで確認しておいてください。

まとめ|デュタステリド・ミノキシジル併用は幅広いケースに有効。入手はオンライン診療で

AGA初期の方はデュタステリドだけで十分に効果が感じられるケースもありますが、一般的にはミノキシジルを併用したほうが満足のいく効果が得られやすいです。

併用には、「①デュタステリド+ミノタブ」「②デュタステリド+塗りミノ」「③デュタステリド+ミノタブ+塗りミノ」の3パターンがあります。①~③のどれにするかは、副作用のリスクや費用を含めて医師と相談して決めてください。②は、国内承認薬希望の方や副作用リスクがとくに気になる方に適しています。

AGA治療は長期継続が必要なので、費用や通院の負担は重要なポイントです。血液検査が必要な方など、特別なケースを除けば、コスパや利便性に優れたオンライン診療で薬を入手するのがおすすめです。

【未承認医薬品に関する重要事項】
本記事で紹介する治療には、国内で医薬品医療機器等法上の承認を得ていない医薬品が含まれます。
・未承認医薬品:ミノキシジルの内服薬(ミノキシジルタブレット)は、発毛目的では国内未承認です。濃度15%のミノキシジル外用薬、および海外製のフィナステリド製剤・デュタステリド製剤も、国内では承認されていない医薬品です。女性の薄毛治療に用いられるスピロノラクトンも、薄毛治療を目的とした国内承認はありません。デュタステリドを配合した外用薬や、メソセラピーで頭皮に注入する薬剤にも、薄毛治療を目的とした国内承認はありません。
・入手経路:処方する医療機関の医師が個人輸入等により入手したものです。(参考:厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」)
・国内の承認医薬品の有無:ミノキシジルは外用薬(塗り薬)としては国内承認薬があります。フィナステリド・デュタステリドには国内承認薬(先発品・後発品)があります。
・諸外国における安全性等:米国等では高血圧治療薬として承認されていますが、脱毛症治療を目的とした承認はありません。製造国等での承認・流通状況は製品により異なり、日本国内での品質・有効性・安全性の審査は受けていません。
・医薬品副作用被害救済制度:未承認医薬品の使用による健康被害は、同制度の対象外です(国内承認薬を承認された効能・用法以外で使用する場合も、原則として対象外です)。
治療を受ける際は、医師から十分な説明を受け、リスクや副作用を理解したうえで判断してください。

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