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歯のマスコットと歯科治療器具
2026/10/16

フッ素・シーラントとは?
いつから必要?むし歯予防をわかりやすく解説

小児歯科

フッ素・シーラントとは?
いつから必要?むし歯予防をわかりやすく解説


「虫歯予防にフッ素がいいって聞くけど本当?」「シーラントって何?」「したほうがいいの?」と疑問に思う保護者の方も多いのではないでしょうか。フッ素とシーラントは、どちらも子どものむし歯予防に使われますが、それぞれ役割や方法が異なります。この記事では、フッ素とシーラントについて、家庭でできるむし歯予防についてわかりやすく解説します。




フッ素とは?子どものむし歯予防での役割


「子どもの歯にフッ素を塗っても大丈夫?」と気になる保護者の方もいるのではないでしょうか。

フッ素は特別なものではなく、土や海水をはじめ、魚介類・野菜・果物・お茶などにも微量に含まれる、自然界に広く存在する元素です。私たちの歯や骨などにも存在しています。

むし歯予防では「フッ化物」として利用され、歯を酸に溶けにくくしたり、歯から失われたミネラルが戻る「再石灰化」を促したりする働きがあります。厚生労働省でも、歯のむし歯への抵抗性を高める予防方法として紹介されています。

ただし、フッ化物だけでむし歯を完全に防げるわけではありません。毎日の歯磨きや食生活とあわせて取り入れることが大切です。


出典:厚生労働省「フッ化物利用(概論)」




歯科医院で行うフッ素塗布とは?

歯科医院では、比較的濃度の高いフッ化物を歯の表面に塗布する「フッ化物歯面塗布」が行われています。

乳歯が生えてくる時期から、むし歯予防の選択肢のひとつとして取り入れられています。
「いつから始めたらいい?」「うちの子にも必要?」と迷う場合は、歯の生え方やむし歯のリスクを確認してもらいながら相談するとよいでしょう。




家庭で使うフッ素入り歯磨き粉は?

家庭では、フッ化物配合歯磨剤(フッ素入り歯磨き粉)を毎日の歯磨きに取り入れる方法があります。

現在の目安はこちらです。

・歯が生えてから~2歳:900〜1,000ppmFを米粒程度(1〜2mm)
・3〜5歳:900〜1,000ppmFをグリーンピース程度(約5mm)
・6歳以上:1,400〜1,500ppmF/歯ブラシ全体(1.5〜2cm程度)

※6歳以上は、歯磨き後に歯磨き粉を軽く吐き出し、うがいをする場合は少量の水で1回程度が推奨されています。
年齢に合った濃度と量を確認して使用しましょう。


出典:日本小児歯科学会「4学会合同のフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法」


関連記事:「2・3歳の仕上げ磨き、嫌がるときはどうする?歯磨きのコツを解説」



シーラントとは?いつからできる?


シーラントとは、むし歯になりやすい奥歯の溝を歯科用の材料で埋めて、むし歯を予防する方法です。
いつからするかについては、年齢で一律に決まるものではなく、乳歯の奥歯が生えてきた時期から、お口の状態に応じて行うことができます。

奥歯の噛む面には細く深い溝があり、歯ブラシの毛先が届きにくいことがあります。
特に生えたばかりの歯はむし歯になりやすいため、溝をシーラントであらかじめ埋めて、食べかすや汚れが入り込みにくくします。

すべての子どもに必要な処置ではないため、歯の生え方や溝の深さ、むし歯のリスクなどを確認して、必要かどうかを歯科で判断します。

乳歯にもシーラントはできる?

シーラントは乳歯にも行うことができます。とみもと歯科でも、必要に応じてシーラントを行っております。

フッ素とシーラントは両方したほうがいい?

すべてのお子さまに、フッ素とシーラントの両方が必要とは限りません。
フッ素は歯をむし歯から守るために使われ、シーラントはむし歯になりやすい奥歯の溝を守るものです。

そのため、奥歯の溝が深い、むし歯のリスクが高いなどの場合には、両方を取り入れることもあります。「うちの子はシーラントもしたほうがいい?」と迷ったら、歯科健診の際に相談してみましょう。

どちらを取り入れる場合も、毎日の歯磨きや食生活を続けながら、お子さまに合った方法でむし歯を予防していくことが大切です。


衛生士によるブラッシング指導も行っております♪
関連記事:https://www.tomimoto-dental.com/news/843/



子どもへのフッ素・シーラントについてよくある質問


Q1.フッ素は子どもに使っても大丈夫?


はい。年齢に合った量や使い方を守って使用することが大切です。
厚生労働省等でも、子どもの年齢に合わせたフッ素入り歯磨き粉の濃度や使用量が示されています。
小さな子はまだうがいができず歯磨き粉を飲み込むこともあるため、保護者の方が適量をつけてあげましょう。使い方に迷った時や「どの歯磨き粉を選べばいいかわからない」という時は、歯科で相談してみてください。



Q2.シーラントをすればむし歯にならない?


シーラントをしても、むし歯を完全に防げるわけではありません。
シーラントは奥歯の溝を守る方法なので、歯と歯の間など、シーラントをしていない部分には普段の歯磨きが必要です。また、シーラントが取れたり欠けたりすることもあるため、定期的に状態を確認してもらいましょう。



Q3.フッ素やシーラントは何回すればいい?


必要な頻度は、お子さまのお口の状態やむし歯のリスクによって異なります。
「何ヶ月ごとに必ず行う」と自己判断せず、定期健診の際にお口の状態を確認してもらい、その子に合った予防方法を相談しましょう。




まとめ|毎日のケアと歯科での予防を組み合わせましょう


子どものむし歯予防は、家庭だけで完璧にしようと頑張りすぎる必要はありません。
毎日の歯磨きを大切にしながら、歯科でお口の状態を定期的に確認し、その子に合った予防方法を取り入れていきましょう。

とみもと歯科では、予防歯科として、乳幼児期のお子さまのフッ素塗布やシーラント、ブラッシング指導も行っています。気になることがあればどうぞお気軽にご相談ください。

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